太極拳


      楊名時太極拳

1924年、中国山西省五台県の武門の家に生まれた楊名時は、幼い頃より父親から太極拳の手ほどきを受けて育ちました。国際政治を学ぶために1943年に官費留学生として来日し、京都大学に学びました。幼少から親しんだ武術への思いも強く日本では柔道、合気道などに学びますが、特に空手は中山正敏師範に学び縁を得たことから日本武道館で太極拳を披露、楊名時が太極拳の道を歩む大きなきっかけとなりました。

太極拳とすぐれた日本文化との融合をめざしながら、自ら日本各地で太極拳の指導にあたりました


        24式太極拳

 

太極拳は体全体をほぐし軽めの体操と考えられる24式と

武術を中心とした武術太極拳が有り、

シニア方々には24式が良いと思われます。

 

(本の写真は楊名時さんの娘で楊慧さんです。)


     24式太極拳とは

 

ゆっくり動きの太極拳を24の

動きに細分化し、それをつなぎ合わせたものである。

動きのそのひとつひとつには意味が有り、その意味を理解しながらの動きとなる。

(例)

2.野馬分鬃(イエマフェンゾン)

馬のたてがみを分けてさする事を

イメージする動作。


高齢者センター

 

(一番最初に太極拳を習った場所)

 

北部市民センター

 (現在習っている所)



 

   太極拳教室の様子


私は今まで2会場で太極拳を習ってきました。

現在は北部市民センターのみで習っています。


北部市民センターでは、早く来た男性達が

先生の舞台を設置します。








本日は部分稽古の2番目野馬分鬃(イエマフェンゾン)馬のたてがみを分けてさする事をイメージする動作。

繰り返し稽古しています。





この会場は高齢者センターの会場です。

この稽古は8段錦をおこなっています。


        太極拳の効能

   

   姿勢よく、体重移動をしっかりと、しかもゆっくりと

   そしてびのびと動かす、太極拳。

   見ていると楽そうですが、結構きつい、体内部の

   インナーマッスルが鍛えられるというか、

   足腰がしっかりし、転倒防止にもつながり

   シニアには良い運動と思います。